プロパンネタ。。
連休中ですが月曜なので更新しますw
こんにちは。
ケンビヤのコラムで気になる記事を発見したので今日はそれをネタにします。
「大家とプロパンガス会社の「密約」にメス、6月1日より入居者に説明要請」
(押すとリンク先に飛びます)
よくある話でプロパンガス会社を切り替えると奨励金が貰えたり新築だと給湯器からキッチンのコンロ、果てはエアコンや追い炊き付きユニットバスまで全部プロパン会社が負担して取り付けてくれるという作戦で掛かる設備経費を削減する手法がありましたが、入居者に転嫁するプロパンガス料金があまりに不透明だということで通産省が重い腰を上げた模様。。
業者であるワタクシ。。
実はこの話をまったく知らなかったのですが、記事によれば今年6月1日からプロパンガスを利用する賃貸物件についてその価格や不動産オーナーとの契約内容を書面にて入居希望者に対してどうやら「告知」が義務づけられそうなんです。。。(重説にこの項目が新たに載るんじゃないかと予想してます)
で、実際にはどうなるかというと現在、プロパンガスの恩恵的契約を締結している大家さんはプロパンガス料金と設備供与を受けてることを賃貸契約時の重説に盛り込まないといけなくなり、下手すると募集図面であるマイソクの段階で「本物件はプロパンガス物件で料金は1立米あたり○○円、設備は無償供与です」なんて表示して賃貸募集するなんてことにもなりかねず、運営経費を安くあげようと考えていた大家さんにとっては賃借人に不利な契約を開示しないといけない可能性があります。(特にインフラとしてすでに都市ガスが通っているエリアとかで恩恵的契約のプロパンガス仕様にしてるって物件が一番槍玉に上がりそうです)
今までこの手法で物件の設備代を浮かしてた大家さんにとっては募集時あたりでものすごい痛手になるんじゃないかとも思いますが、、実際のところ、本当に割高なプロパン代を入居者に転嫁してるガス会社ってそんなに多いんでしょうか?(売買とかで物件のプロパンガスのこと調べると最近は都市ガス代とそんなに変わらないところが多い気もするんです。。)
また、いつものことながらこういう法律の後出しジャンケンに閉口したくなるのですが、先日の建物インスペクションの重説義務化みたいになんとなく骨抜きな形になっていただけると説明時に面倒なことにならなくていいのですが、、、とにかこの話、
昨日知ったばかりな話なので詳細はもうちょっと調べてから書きますが、なんかうまい逃げ道があればそれも併せて続報として追記します。。。(ホント、この話、、寝耳に水なんですww)
そういや昔、プロパンエアコン使って月に6万請求されたことがあるんじゃんw