
一瞬で土俵際に追い込まれてしまいました。。。
こんにちは。
ワタクシの最近一番の関心ごとは言うまでもなく日本シリーズ。。
当然全試合テレビ観戦で
我が栄光の巨人軍を応援しておりますが贔屓目に見ても戦力差は歴然。。(正直、去年よりひどい気がします)
特に昨日の試合。。
ノーヒットピッチングの先発ピッチャーを勝利のためにいつもの中継ぎ、抑えをいつものように使い微塵の隙も見せることなく勝負に徹する工藤監督の采配、、ホントに恐れ入りました。。。
あの采配は、かの中日落合監督が日本シリーズで先発山井が
あと3人で完全試合という場面で何の躊躇もなくリリーフの岩瀬にスイッチした采配の再来になりますが工藤監督からしたら
「ノーヒットノーランなんて個人的な快挙よりチームの勝利だし今シーズンはこの勝利の方程式で来たんだから」と躊躇うことなくセットアッパーのモイネロにスイッチして最後は抑えの森で試合を締める、、、とやられて巨人ファンのワタクシ、
「もしかしてノーヒットピッチングなのでちょっと色気出して7回も引っ張ってランナー貯めてガツンで逆転できるかも」と目論んでただけにあの情け無用の采配に恐怖すら感じました。(案の定中継ぎの鉄腕モイネロにがっちり抑えられてしまいましたが見てて打てる気のする球はただの一球もありませんでした、、)
落合監督の日本シリーズの時も
「なんて夢の無い采配だ」と批判もありましたが、プロ野球の監督の仕事はチームの勝利が最優先。。
そう考えるとファンの夢やロマンなんてのは一切関係ないのですがプロ野球は
興行という面もあるのでチームの勝利に徹した落合監督は
「つまらない監督」として結局その後チームを追い出されてしまいましたw(「落合監督だとつまらなくてお客が来ない」ってホントわがままですねww)
さて、この話を今日の
ぺんたさんのブログように不動産に置き換えてみますが不動産投資には
「興行」という概念がそもそも存在しないのでひたすら勝利に向かって邁進するのみでございます。
不動産投資での勝利とは当然
「儲かること」ですがワタクシはそれよりなにより
「まず負けないこと」を推奨しております。(要するにプラマイゼロで終われば勝ちに等しいってことです)
不動産投資ってのは融資で儲けが左右されることも多く、そのファクターは景気にも左右されております。
この左右される事象を読み解きその時に最善な策を取っていてもその後に起こるアクシデント(例えば今のコロナみたいな身動き出来ずに襲われるやつ)でせっかく何年も掛けて積み上げた儲けが吹き飛ぶこともよくあります。
とは言えいつも言ってる通り不動産投資の時間軸はやたら長く今日明日にいきなり対策取らないとヤバいという局面は滅多にありません。
すなわちゆっくりとした時間軸の中で自分がどの道を選択すればいいのかさえ分かってればそうそう失敗しないのが不動産投資ってことなのですが、ここ10年くらい不動産投資業界を見てきたワタクシの感覚では4割くらいの人が見事に失敗してその尻ぬぐいをする羽目になってるように見えます。(ここでいう失敗とは目先のCFがプラスマイナスではなく将来的に詰んでしまうだろうって人が4割くらいいるって意味です)
というもの不動産投資やってるとなぜかしら儲かるたびに次の物件、次の物件と買い足す人が多く
「この人、足元見えてんのかな?」って人によく出会います。(言ってもわからないと思うのでいちいち指摘しませんが)
資金繰りが回っているからその余力で買ってるってならいいのですが、その余力なしに突っ走るとその時々で発生するアクシデントに生殺与奪を握られてしまい自分の意志では身動き出来なくなってしまうことがあります。
例えるなら飲食系の多店舗出店展開。。
一店舗目、二店舗目と出店を繰り返してるとそのうちにベラボーなキャッシュが回り出し、金融機関も
「多店舗展開+セントラルキッチンでウハウハしましょう」なんて提案してきますが業種によっては肉の問題(鳥インフルやBSE)でいきなり客が来なくなったりあまりの店舗展開の早さに人材育成が追い付かずオペレーションの問題で急減速なんてこともあるし現に今のコロナで予想外の展開に力落とす飲食店経営者の方も多いことでしょう。(話は違いますが姫路のトランプさんなんてまさにこんなパターンで詰まれてしまったんじゃないかと)
余力が無くなってしまっては助けてくれる人もいないでしょうし(金の切れ目が縁の切れ目だし)余力がないためたまたま偶然目の前に儲けされそうなチャンスが転がり込んでもBETすることも出来なくなります。
こうなると時給仕事で働いてる方が確実とまるでドロップアウトした余生を送る羽目になってしまうのですがここまで落ちてしまうと今の日本では再浮上するチャンスはほぼありません。
なので
「引き分けでもいいのでまずは負けないこと」と思うわけですが負けさえしなければ今だってこれから起こるであろうコロナバブルにうまく乗っかって再浮上できるかもしれないし、少々リスクがある勝負に討って出ることも可能です。(あ、だからって起死回生のギャンブルみたいなのはダメですよw)
と言ってもこの
「負けないこと」ってのも言うのは簡単ですけどそうそう簡単じゃありません。
ですがこと、不動産投資の時間軸はゆっくりですからまず
自分の足元がどうなってるのかを把握することになるのですが、その時に必要なことは
「資金力」と
「持ち合わせているスキル」です。
実はこれどっちかでも欠けてるとちゃんと足元は見えているとは言えず、特に後者が思いっきり欠けてるとそこに目を付けた詐欺師みたいなのがやってきて赤子の手を捻るかのように嵌め込まれてしまいます。(詐欺師みたいな人はお金の嗅覚に敏感だし相手の能力を見極めて接近してくるので性善説で生きてるような人ほどガッツリ嵌められます)
そんな
「持ち合わせているスキル」、、、ですが別に不動産投資のスキルがどうのってわけじゃありません。(正直そんなの市販されてる不動産投資本読んでればそこそこレベルくらいまでは到達出来るはずです)
じゃ、なにか?って話になりますが、
ワタクシが考えるにさきほど書いた
4割の人の失敗事例を学ぶじゃないかと思います。
不動産投資の世界って面白いもので成功してる人や成功してるっぽく見せたい人はガンガン表に出てきて発言しますが失敗してるまたは失敗したという人の話はあまり表に出てきません。(当たり前ですけど
失敗なうの人が他人に教える余裕なんてないですからw)
この表に出てこない失敗事例、、、
どこに行けばたくさん見つかるかというと、、、
「競売調書(通称三点セット)」です。
そりゃそうです。。
競売ってのは借りた金が返せなくて他人に勝手に売られてしまうわけですから成功してる人はそこには滅多にいませんwその競売三点セットは
BITというサイトに行けばいつでも閲覧出来ますしご親切に物件写真は部屋の内部まで写ってます。
また陳述書なる競売当事者にインタビューまで敢行し現在の状況などの他になぜ競売される羽目になったかまでヒントで埋め尽くされています。
この調書をちょっと読み解けばなぜこの人は競売されちゃうまで追い込まれたのかなんて容易にわかるし慣れてくると
どこが転落のターニングポイントだったのかもわかるようになります。
今の競売は短期借地権が打てなくなったし債権者が占有したところで簡単に追い出しが出来ちゃうので素人でも簡単に参入でき落札価格が激上がりしておいしいところが少ないのでワタクシ、競売なんかに参加することはほとんどないですがこの三点セットを時々読んで
失敗の秘訣を学んでおります。(意外だと思いますがワタクシに寄せられる相談の4割くらいはここの引用を元にアドバイスしてますw)
そんな三点セットを読んでていつも思うのは
当人が原因で落ちていくのではなく第三者や他人の不用意な介入を引き金に堕ちていく構図の多さ。。。(ま、中には当人があまりにズボラすぎて堕ちていったってのもありますが)
詳しくはいちいち書きませんが資金繰りに困ってあちこちに相談して相談に乗った人の影響で余計に歯車が狂ってにっちもさっちもいかなくなって最終的に競売(もしくは任売)になりなぜかその相談に乗った人がが利益を得るなんてシャレにならない話も多いのでやっぱりここの知識が不足してるとダメなんだな、、と思います。(要するに人を見たら泥棒って思えない人が多いってことw)
この競売の三点セット以外にもSNSを見てると時々そんな失敗事例が断片的に書かれているのでそんな話も時々チェックしてると
「そうか、、自分の物件の庭に塩撒いたらダメなんだ」くらいの知識もタダで手に入ります。(こんなの不動産投資本なんかに書かれていないので知らない人多いんでしょうけどなんで誰もやらないのか調べると2秒くらいで検索出来るのでまずはその辺から始めるといいと思います)
、、、と、、
この話次回の狼セミナーでやろうと思ってた話だったのですが勢いで書いてしまいましたw
(ドヤ顔で
「それは三点セットです」って言おうと思ってたのに、、、w)
さて、
話を一番最初に戻しますが本日の日本シリーズ。。
先発はSBが和田さんでGは畠さんですか。。。
仲の良いSB贔屓の不動産屋さんの情報によれば
「こちらは和田さんなんですよね。。。和田さんの時はナインに「和田さん絶対負けさせない」が発動するんですよね。。。ココココ(原文のまま)」とのこと。。。
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神田川の産湯に浸かった生粋のG党のワタクシ、、
クイズの最終問題みたいに「今日勝った方が優勝」ってことにしてくれないか今からあちこちに根回ししようと思います。(読者の方にそんなツテがある方いませんか?)

そんなことしなくてもSBが今日勝ったら自動的に優勝なんじゃんw