4月になってもイマイチ売値が下がらない件。。。
○●○○○で上機嫌ですw
こんにちは。
いつも余計なことばっかり書いて話をフカす傾向のあるワタクシ、、
今日は要点だけ書いて多少読みやすくするブログネタ調で書いてみます。(思えばブログ連載当初はずっとこんなスタンスだったのにいつから余計な事ばっかり書き始めたんでしょう。。。。)
さて、
4月に入り、なんとなくですが不動産投資業界の潮目が変わってきた気がします。
と言うのも最近の契約事例をよく見ると買主さんの毛並みが変わっているんです。
まず一番多いのが「業者だけど転売目的で買うわけではない」って買主さん。
最近ウチに届く買付けのほとんどがこれなんですが、
買付けで買主の名前を見ると宅建業者さんなのに指値の仕方がちょっと変で契約書の中身などでも転売業者さんであればあまり言わないような細かいところでも重箱の隅を突くかの如くうるさく言ってきます。
例えば売値3億で利回り6.5%の一棟レジなんかだと「(転売しないといけないので)最低8%くらいじゃないと、、」と言われるものが、最初こそ平気で2000万くらいの鬼差しして来ても「そんな指値が通るならとっくにウチで買ってるよww」とか言って突き放すとほぼ売値に近い買値で買い付けが入って来るんです。。。
恐らくですが、これ、、
短期転売資金として銀行がお金を貸してくれる宅建業者さん向けの融資枠を今のうちに使い切ってとりあえずCFが得られるものを買って融資の償還期間が来たら「その時にリファイナンス出来るとこ探せばいいかー」なんてノリで買いに来てるんじゃないでしょうか?(リファイナンス出来なきゃ会社潰しちゃえばいいってノリでwww)
事実、ウチにも某地銀さんが「御社の不動産投資資金じゃ貸せないけど短期の仕入れ資金ならほぼ無尽蔵に貸します(といっても上限は10億らしいですけどw)」とか話が来てますからどこの業者さんもこの資金を自分の財布のように思って「買えるなら少しでもCFが出る物件買っておこう」なんて思ってるのかもしれません。(これから仲介マーケットが萎んでくると予測される局面では管理収入増やすとか賃料収入で固定費を賄おうって業者さんが増えますからw)
と考えると買主は今までの高属性なサンタメサラリーマンがプレーヤーとしてブイブイ言わせていた不動産マーケットに今までは見えなかった別の買主が登場したと言うことになるわけで昨今の株価も相変わらずなことを考慮すると「なんで4月に入ってもこんな高値売却が出来るのか?」の理由にもなるんじゃないかと思います。(なんだかんだ言っても銀行ってどこかしらにお金は貸してるんですねw)
あと、もうひとつ、
今までサンタメ取引しかしていなかった業者さんでも「仲介」というスタンスで取引をするところが出て来ました。
2億の物件あたりで仲介やっても片手で600万前後のフィーにしかなりませんがこれをサンタメ取引に持ち込めば得られるフィーは3000万~4000万前後。。
賃貸で広告料が無い物件は仲介しないよってスタンスの仲介さん(この手の仲介さんは一度に10万程度のフィーが入らない物件は仲介してくれませんw)がいるようにサンタメ業者さんも「普通の仲介料程度のフィーじゃバカバカしいから仲介なんてやらない」ってスタンスでしたから融資をフカす能力があるサンタメ業者さんが仲介業務を始めるとなると物件の高騰期はまだまだ続くってことですから不動産価格が暴落するであろう「融資がさらに渋くなる時期」はこの二つの要因が取り除かれてからってことになります。
過去の不動産価格の暴落局面と今回の局面はちょっと違うと過去のブログで書いてたかと思いますが今回のプレーヤーの大半がサラリーマン大家さんで彼らが融資じゃぶじゃぶ局面を利用して資産規模(
えぇ、、
実際に業者さんに話を聞くと投資物件の取引にはあまり精通していない業者さんが「お、なんか利回り良く買ってきたから今のウチに買ってしまおう(買ってしまえば固定費の足しにもなるし)」なんてノリで買ってるようなので売り出すときの見せ方だけ工夫すればなんとかなるんじゃないかと。。。w(ま、工夫って言っても今時の素人大家さんの方が詳しかったりするので普通に売り出せば引っ掛かりますってww)
但し、これも期間限定なお話しなんじゃんw