さて、なにを贈ったらいいものか・・・?

明治のコーヒービートって意外にうまいんですの
こんにちは。
先日からブログで書いてた中央線某所のS造レジですが、すったもんだありましたが本日無事に決済まで辿りつくことが出来ました。。(「あ、その某所って中○駅じゃねーの?ww」とニヤニヤしながら生温かく見守ってくれた方、うーん、、ちょっと惜しかったですw)
まさかてめーの買う物件の売契、重説まで作るという超変則的な取引ではありましたが(今日も売り側仲介さん、、一言もしゃべりませんでしたw)契約してからは波風が立つこともなくトントン拍子で決済まで行き着きましたので余計なストレスを感じることなく終わることが出来ました。
そんな決済の場で本物件に関して新事実発覚です。
なんとこの物件、、実は我々の前に一人契約寸前まで行った奴がいたそうです。(「え?だからなんだよw」ってスルーしないでくださいw)
どうやら本物件、X氏だけじゃなくもう一人対抗馬になってたやつがいたんですね。。。
聞けば一番初めの人、
契約の場に現れてハンコ押す寸前まで行ったんですがそれまでにも売買条件でいろいろ
売主さんからしたら指し値にも応じて瑕疵担保も3か月に融資特約まで付ける契約だったのでこれ以上余計なところで譲歩するつもりもなかったそうですが契約当日になって「瑕疵担保を2年にしろ」とか「越境物がこっちに倒れてきたら保証しろ」とか「地中埋設物が発見されたら契約は無効にしろ」などなど(他にもいっぱいあったそうですがたくさんありすぎて忘れちゃいました)ワタクシが仲介する立場だったら恐らく仲介しないだろうなって思うくらいのこのお客さん。。
どうやら投資物件を初めて買うというお客さんだったそうですが、中古物件に対してここまで法的にあれこれ言うのって売主さんからしたら相当迷惑だったことと察します。。
仲介さんも契約当日にこんな行動に出られると後が怖くて契約なんか出来なかったんでしょう。(えぇ、、この手の人は決済終わってからが「地獄の始まり」になることが多いんですw)
「契約条件がまだ煮詰まってないと思うのでとりあえず今日の契約は延期しましょう」ということになり、後日売主さんより「あの契約は断って欲しい(「あいつには売りたくない」ってのと同義語)」と言われ契約が流れ、回り回ってワタクシのところにこの売買話が飛び込んできたってわけです。
この最初の人が契約してたらウチには回って来なかったし、またX氏がまんまと買ってしまってればやはりワタクシのところには話は来ません。(ってかX氏が買ってたら内覧会を開催されワタクシ、悔しい思いで「よかったですねーおめでとうございます」なんておべんちゃら言わないといけないとこでしたのでいっそ最初の人が買ってk、、以下略)
となるとこのブログ書いて無ければX氏と知り合うきっかけも無かったわけですからホント、毎日頑張ってブログ書いてて良かったですw(なんかブログ書いてて初めて儲かったって感がありますw)
さて、
この一番最初の買主さん。。
本業はなにかの士業らしいのですがワタクシも前にとある人の契約に「兄」として乱入してその契約にいろいろチャチャ入れてその契約になにか問題がないかチェックする役割を務めたことがあります。。(この依頼、実は年に数回やってますがほとんどの取引でいい加減な部分が見受けられます)
その際、仲介さんから「アンタ、素人っぽくないけど同業の方?」とか「でなければ何か士業やってる人ですか?」と訝しがられたことがあるのですが、変に不動産に詳しい素振りを見せると仲介さんから決まってそういう目で見られがちです。(ホント、メチャクチャ警戒されますw)
またやたら法的な部分だけに強くて不動産にはあまり詳しくないと投資物件を買う際「重箱の隅を突く行為」と誤解され単なる「やたらうるさい客と誤解され結局「買えるはずの物件が買えなくなった」ってことがよく起きます。
仲介さんも手数料にしたいから多少のことは目をつぶって我慢して取引に応じますがこれにも限度があり、「貰う仲介手数料と比較して割が合わないと判断されたあたり」で引導を渡され顧客リストから削除されるなんてことがあります。(実際に何度も目撃しているので間違いありません)
物件になにか問題があって買えないってならいいのですがこんな理由で売主さんや仲介さんに嫌われやんわり断りを入れられるってサッカーで言えば股の間でボールを抜かれるのに等しい行為。。(うーん、、なんか変な例えですねw)
ワタクシ、今回業者の立場で買ってますので非業者である売主さんからしたら「なーんか不動産屋が買いに来るってことは安く売り過ぎたかな」とか「不動産屋ってなんでも詳しいから上手く丸め込まれちゃうんじゃねーの?」と思いがち。。
なので我々業者が転売とかじゃなく単に収益物件といて物件を買う場合、「素人臭プンプン」な状態で下手に不動産の知識なんかはべらかせないで買いに行きます。(ってことで我々契約も決済も基本的にユニクロルックですw)
特に今回みたいにほとんどの修繕が終わってる場合、瑕疵担保なんか求めませんし現況そのままでいいからとっとと売ってくれという戦術を取ります。(じゃないと後々面倒になりがちな不動産会社以外の買主に売りたがるんですww)
また転売業者などの不動産臭プンプンな場合の取引は出来るだけ売主さんを刺激しないように調査出来るところは買主側で調査して高額な費用負担があるかないかを自力で判断してなにかあれば「収支が合わないのですみません、、」とだけ言ってやんわり断り入れます。(余計なこと言って売主さんのプライドを傷つけるとその物件情報をくれた仲介さんにも嫌われちゃいますからドヤ顔で文句言うのって何のメリットもありませんw)
今回の取引でも我々、売主さんにも仲介さんにも一切文句も言わず壊れているところがあればこっちで直すからそのまま引き渡してとお願いしてこちらが「うるせー不動産屋」だと思わせない工夫を随所にカマしておきました。(ま、そもそも物件にケチつけるとこもあまりなかったのも理由なんですけどw)
当然、事前に現地調査行った際にヤバそうな設備とか躯体をチェックしているからこんなこと言えるのですが売買当事者と揉めるのって長い目で見てもホントいいことがありません。(仲介さんってどこでどう繋がってるかわかったもんじゃないし)
ウチが買い付け入れた後、最初の買主さん、、
「え?他に最初の値段で売るの?なら買い上がるからこっちに売ってくれ」と懇願したらしいですが、こうなるともはや値段の優劣で売り手の気持ちは揺るがないものです。
契約から決済まで紆余曲折ありましたがホントに儲かるかどうかは別として結果的にまんまと本物件を手に入れた我々。。
X氏にはお詫びを兼ねてなんらかの素敵物件を優先的に回すということで決着していますがこの最初の買主さんにも何かしてあげないといけない気がします。。(事情はどうあれこの人がゴネまくらなければ我々にはこの売り話すら届いていませんから)
さて、なにを贈ったらいいものか・・・?

なんとなく今日のコメント欄、、大喜利になりそうな予感なんじゃんw