微妙な境目。。。

999回目の更新なんですのw
こんにちは。
本日は木曜日。。
正月休みですっかり休み慣れしてるワタクシとしてはすでに週末気分なのですが(新戦力君が大体のことやってくれるのでワタクシのやることが少なくなったという側面もありますがw)今年のワタクシのテーマは「一日一日を無駄に過ごさない」なので物件確認してきた業者さんに逆営業を掛けてみました。
この逆営業、、
相手からこっちに要件があって電話してきたものにカウンターパンチを見舞うので相手も電話を切るに切れないものですw。
狼「あ、いただいた電話で申し訳ないですけど逆になにかいい物件ありませんかねー?」
「そんな物件があったら少なくともてめーには出さないよ」って言いたいところでしょうがこっちから電話して営業しているわけではありませんから電話口で聞く限りは嫌な顔はしていないと思います。(電話越しなのでどんな表情しているかわかりませんけどねw)
しかし、
業者さん「いやー、、いい物件ないですからねー」
と大体の業者さんは判を押したようにこう答えてくるので間違っても「あ、そういえばちょうど今、いい物件が入ったんですよw」なんてサラリーマン金太郎的な展開になるわけありません。

図で説明するとこういう展開ですw
しかしここで「はいそうですか?」と引いてしまえばそれでその業者さんとの接点が切れてしまいその他の業者と同じ扱いをされこちらのことを覚えてもくれません。
そこでワタクシ、相手仲介さんの記憶から絶対消えないようクサビを打っておきます。
狼「昨日、5億で契約が決まってた現金客がいるんですけど、、、代替え物件探しているんですよ・・・(と息を吐くように(以下略・・・)」
キーワードは
・現金客
・代替え物件
あたりなのですが不動産業者であればこの「現金客」って聞いて黙ってるわけがありません。
業者「え?!それってどのくらいのロットの物件だったんですか?」
ほーらw
こうやって反応があれば「いい物件かはわかりませんがちょうどそのロットの物件があるんですよ」って展開によくなるんですwww
またその時に紹介できそうな物件が無くても電話を切った瞬間にほかの業者に電話して「ウチの現金客が契約コケて代替え物件探してるんだよ(さも自分のお客のように振る舞うのがポイントらしいですw)」と物件探しを手伝ってくれたりすることもあるしまた、その過程でその業者さんと仲良くなりやがて夜の飲み会とかに付き合ってくれるようなズブズブな関係のきっかけになったりするもんなんです。。
このように不動産業者で横のつながりを構築する際、必ず「ワタクシと付き合うとあなたにとってもメリットがありますよ」って言うのを理解させることが基本中の基本です。(逆に一方的に自分のメリットだけの話をしてると段々相手にされなくなります)
商売ってなんでもそうですが「この人と付き合ったらいいことあるかも」と思わせると相手も覚えてくれますし(これで忘れられちゃうってことは相手からいいことがあると思われていないんですよw)優先的にいい話がやってくるのは間違いありません。
一本の電話からそういう関係に発展させるのは得意中の得意なワタクシ。。
相手からの物件確認を経てズブズブな関係になった仲介さんは数知れませんww。
しかし息を吐くように大風呂敷を広げてしまってる関係でそもそもの5億の現金客の存在は早めにクローズしておく必要があります。(じゃないといつまで経っても誰も買いそうもない5億の物件資料を無限に送り付けて来ちゃうでしょw)
そこでこう言います。
狼「あの時の5億のお客さん、、とりあえず2億の物件を現金で買ってしまったので次は1億から2億くらいの小ぶりな物件をいくつか買う方向に変わったんですよ」
これでこの仲介さんからは1億から2億のレンジの物件が届くようになりワタクシの貴重な情報源として働いてもらうことになる、、、と。(そんなうまくいく仲介さんなんてそうそういませんけどねw)
これは確率論なので100人からの物件確認の電話で逆営業掛けてせいぜい2~3人くらいしか出現しませんが電話だけで2~3人の情報ソースが集まるならこの逆営業、、なかなか捨てたもんじゃありません。
大家さんに於かれましてはこの逆営業を賃貸営業の時に使っていただいて単に募集図面を作って業者回りするんじゃなくて「あ、そうそう、、そういえばワタクシの知り合いの大家さんが管理会社を探していたんだっけ(と息を吐く(以下略・・・)」とか「そういや知り合いの大家さんが宝くじ当たって収益物件探してて(ここまでの嘘だとさすがにやばいですけどw)」なんて言って名前を覚えて貰うってのもありです。(セミナーで「大家さん名刺に嘘でもいいから「貯金1億あります」くらい書いておきなさい」って言ってた話の応用ですw)
要するに「相手にメリットがある情報を運んできたお客さん」という雰囲気で名前を覚えて貰うと相手は悪い印象を持たなくなり「あのお客さんの部屋を埋めたらもっといいことあるかも」って思って貰えるってことですね。
ホント、
管理契約も結んでいない仲介さんにたった一部屋の空室を広告費を弾んで客付けして貰うために仲介さんが物件確認作業で課電しまくってる夕方のクソ忙しい時間に「客付けお願いします」と突撃してゲラゲラポイされちゃう運命の賃貸図面がまったく違う方向性になるかもしれませんよw
きっと出来る大家さんと残念な大家さんの「微妙な境目」てきっとこのへんじゃないかとワタクシ、思うわけです。。。
なんか心なし、敵が増えそうなネタになっちゃいましたがご参考になれば幸いでございます。。。

ブログ1000回目前でまた敵を増やしてなにがしたいじゃんw