仲介業者がお金になる時
物件の売買で仲介に入るとうちみたいな弱小仲介業者は契約時に
「仲介手数料の半分をください」
なんて言いません。というか言えません。
決済時に振り込みなり現金で貰います。
宅建業法によれば契約時に仲介手数料は発生します。大手の仲介さんはこの論法なので契約時にきっちり仲介手数料の半分を取ります。
(融資特約付きの契約などはそもそも特約期限まで白紙解約出来るので手数料を取るのは非常に厳しいですが・・)
うちは契約がいくら成就しようが決済までいかなければ契約そのものは無効と考え余程のことが無い限り決済・引渡し日まで仲介手数料は取りません。
(一応決済日にバックレられないよう仲介手数料支払い約定書なる書類を作りあとで揉めないよう保全だけはしておきます)
そんなワタクシがどの時点で「あぁ、、これで仲介手数料が貰えるな=お金になるな」と判断するかというと・・・
買主側の司法書士から〇月〇日の午前〇時に〇〇銀行に集合と言われた時・・です。
仲介さんによってはもう買い付けが出た時点でさも決まったかのように思っちゃう方もいますしちょっと経験を積むと契約して実際に手付け金が払われるのも見届けて思っちゃう方もいます。
更に経験を積むと融資特約期限が過ぎた時点で思う人もいれば買主の金消契約が終わったと聞いて思う人もいると思います。
売主さんも買主さんも普通にまともな方なら契約しちゃえば一安心だし普通はスルッと決済までいくのが当たり前なんですが、世の中そんな方ばかりではありません。。
ワタクシは金消契約書締結当日、銀行から出された金消契約書の利息が違ったという理由で買主が金消を締結せずに流れたことがあるので金消が終わり抹消書類などが揃い決済する銀行の応接室に集まる時間が決まるまで基本的に安心しません。。。
ワタクシよりもっとすごい修羅場を生きてきた仲介さんは「バカ言ってんじゃないよ。決済の場に売主・買主が揃ったときに初めて安心するんだよ」という方もいますが・・考え方はひとそれぞれですねw。(売主が決済の場に来なかったというご経験をされたそうですw)
そんなことを言い出すと決済が終わって仲介手数料を受け取るまでわからないという方も出てくるでしょう。
しまいには手数料貰って銀行に入金されるまで・・・まぁキリがありません。
まあ99.9%決済日時が決まれば売主・買主が死んじゃったりしない限り大丈夫です。(そういや契約から決済まで日数があるやつで決済1週間前に5人兄弟の一人が亡くなり相続をやり直すってのがありましたっけ。。)
ただこれだけ石橋を叩いて渡るワタクシでさえこの「安心の法則」を破った媒介例がひとつだけあります。。
決済前日に売主が逮捕される。というパターン。
詳しい事情は公に出来ないので伏せますが決済時間も決まり仲介手数料の領収書を作っている夕方18時にテレビニュースで売主さんが警察に連行される画面を見た時は何がなんだかわからなくなりテレビに思わず印字用のタイプライター投げつけましたww。
事後談を話すと事件が特定されてしまうので書きませんがこの事件はわりと当時、全国ニュースでやりましたから皆さんもご存知だと思います。
当然ですが契約が壊れれば今までの苦労はすべてパー。
大手さんみたいに契約は契約なんだから報酬は貰いますよと言えればこんな苦労はないのですが・・。
不動産業はとても薄い壁の上を全力疾走で走る商売なんだと思います。。。
いつものようになんとも取りとめの無いお話で恐縮なんですが・・
ポチっとしていただけると次回「ウサギ小屋呼ばわりした女優」へと続きます。。。
↓↓↓↓↓↓↓

「仲介手数料の半分をください」
なんて言いません。というか言えません。
決済時に振り込みなり現金で貰います。
宅建業法によれば契約時に仲介手数料は発生します。大手の仲介さんはこの論法なので契約時にきっちり仲介手数料の半分を取ります。
(融資特約付きの契約などはそもそも特約期限まで白紙解約出来るので手数料を取るのは非常に厳しいですが・・)
うちは契約がいくら成就しようが決済までいかなければ契約そのものは無効と考え余程のことが無い限り決済・引渡し日まで仲介手数料は取りません。
(一応決済日にバックレられないよう仲介手数料支払い約定書なる書類を作りあとで揉めないよう保全だけはしておきます)
そんなワタクシがどの時点で「あぁ、、これで仲介手数料が貰えるな=お金になるな」と判断するかというと・・・
買主側の司法書士から〇月〇日の午前〇時に〇〇銀行に集合と言われた時・・です。
仲介さんによってはもう買い付けが出た時点でさも決まったかのように思っちゃう方もいますしちょっと経験を積むと契約して実際に手付け金が払われるのも見届けて思っちゃう方もいます。
更に経験を積むと融資特約期限が過ぎた時点で思う人もいれば買主の金消契約が終わったと聞いて思う人もいると思います。
売主さんも買主さんも普通にまともな方なら契約しちゃえば一安心だし普通はスルッと決済までいくのが当たり前なんですが、世の中そんな方ばかりではありません。。
ワタクシは金消契約書締結当日、銀行から出された金消契約書の利息が違ったという理由で買主が金消を締結せずに流れたことがあるので金消が終わり抹消書類などが揃い決済する銀行の応接室に集まる時間が決まるまで基本的に安心しません。。。
ワタクシよりもっとすごい修羅場を生きてきた仲介さんは「バカ言ってんじゃないよ。決済の場に売主・買主が揃ったときに初めて安心するんだよ」という方もいますが・・考え方はひとそれぞれですねw。(売主が決済の場に来なかったというご経験をされたそうですw)
そんなことを言い出すと決済が終わって仲介手数料を受け取るまでわからないという方も出てくるでしょう。
しまいには手数料貰って銀行に入金されるまで・・・まぁキリがありません。
まあ99.9%決済日時が決まれば売主・買主が死んじゃったりしない限り大丈夫です。(そういや契約から決済まで日数があるやつで決済1週間前に5人兄弟の一人が亡くなり相続をやり直すってのがありましたっけ。。)
ただこれだけ石橋を叩いて渡るワタクシでさえこの「安心の法則」を破った媒介例がひとつだけあります。。
決済前日に売主が逮捕される。というパターン。
詳しい事情は公に出来ないので伏せますが決済時間も決まり仲介手数料の領収書を作っている夕方18時にテレビニュースで売主さんが警察に連行される画面を見た時は何がなんだかわからなくなりテレビに思わず印字用のタイプライター投げつけましたww。
事後談を話すと事件が特定されてしまうので書きませんがこの事件はわりと当時、全国ニュースでやりましたから皆さんもご存知だと思います。
当然ですが契約が壊れれば今までの苦労はすべてパー。
大手さんみたいに契約は契約なんだから報酬は貰いますよと言えればこんな苦労はないのですが・・。
不動産業はとても薄い壁の上を全力疾走で走る商売なんだと思います。。。
いつものようになんとも取りとめの無いお話で恐縮なんですが・・
ポチっとしていただけると次回「ウサギ小屋呼ばわりした女優」へと続きます。。。
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